これはなに
Qiitaの「アウトプットの心構えのカレンダー」12/7日分として書いています。
テーマは「インプットする前にアウトプットしよう」です。目次に続いて本文が始まります。(TOHOシネマズ風)
目次
- インプットしたいときはインプットするな
- インプットする前に技術ブログの下書きをざっくり書こう
- 下書きに沿って読んでいこう
- 読んだらまとめ直してアウトプットしよう
インプットする前にアウトプットしよう
インプットしたいときはインプットするな
みなさん、なんかまあ暇あると本を読みたくなりますよね。他にも仕事であ〜〜これできねえなあみたいになったり、Xでフォローしてるひとが自分の知らん技術について喋ってたりすると、勉強せねば!!! みたいになることと思います。
そんなとき、どうするでしょうか。とりあえずAmazonや書店で評価の高そうな書籍を買ってくる、いいと思うんですが、わたしの場合、そういうノリで買った本はだいたい途中でよう分からんくなって他の本を読み始めたり、買った時点で満足して積読になっています。そこで、2年前くらいから、インプットしたいときに自分に言い聞かせるようになりました。
インプットすな
完全にやめろというわけではありません。インプットする前に、なにを読みたいのかもうちょっとはっきりさせてみましょう。
たとえば、自分の技術の棚卸しをしてみて、ほんとうに足りないところはどこなのか考えてみたり。仕事で困っているところはどこそこだけど、本当はその前提となるコンピューターサイエンスの知識が必要なのではないかと考えてみたり。
一旦、自分がどんなことを知りたいのか、読書のテーマ決めをしてみましょう。
インプットする前に技術ブログの下書きをざっくり書こう
テーマが決まったら、本を買う前にQiitaでもなんでも良いので、技術ブログを書きましょう。
ただ、現時点で書けるのは記事の企画だけです。
- 自分の選んだテーマはなんなのか?
- なぜそのテーマについて知りたいのか?
- なにが明らかになったら今回の読書は終えられるのか?
こんなかんじです。
次に、対象のテーマについての書籍を図書館で10冊くらい借りましょう。もしくはKindleの無料ダウンロード分だけでも良いです。お金があるならご購入ください。
なぜそんなことをするのかというと、簡単な企画を作ったその次に知りたいのは、「知りたいテーマにどんな論点が存在するのか?」だからであり、それは関連書籍の目次に10冊分くらい目を通す(とか、あとは概説書を読むとかする)と分かるからです。
知りたいテーマのざっくりとした全体像が描けたら、どんなふうにまとめるかを考えて下書きとして書いておきましょう。
下書きに沿って読んでいこう
下書きが書けたら、読みます。
またこのとき、書籍を通読する必要はありません。下書きの構成になくて特に興味も湧かないところは読み飛ばしましょう。興味のない箇所を読んでもだいたいよう分からんからです。パラパラとだけ目を通して、そんな概念があるんだ、程度に抑えておけば、そのうち知りたいと思ってその書籍に立ち戻ることができるはずです。
読んだらまとめ直してアウトプットしよう
読みながらまとめます。そしてまとめながら、下書き時点で想像していた内容から離れる部分があれば記事の構成を修正していきましょう。
知識欲は生き物なので、読みながらもっとこんなことが知りたいと思うこともあると思います。欲求がドライブしているなら、いまあなたはとてもよい読書体験をしているということです。その点もテーマに含め、記事を育てましょう。
まとめ
- インプットするまえにアウトプットしよう
- 何を読みたいのかをまとめて、読書テーマを作ろう
- そのテーマを満たすような論点を洗おう
- 本を読みながら、知りたい気持ちを練り込んでいこう
- 読めたら好きにまとめよう
参考になる/関連の記事
- 積読はいいよねって記事
- もりたの書いた本の読み方の記事
- このやり方で実際に書いてる記事
明日のカレンダーもわたしが書くぞ!! 空いてたから座った!!